2008年5月 7日 (水)

ブログは移転しました

ブログ「ジュリーな毎日」にお越しくださいましてありがとうございます。

当ブログは2007.11.20に広告の入らない下記に移転いたしました。

http://ariga-to-ne.jugem.jp/

ニューアルバムやツアー、ドーム公演など今後の楽しみも目白押しです。マニアックに盛り上げていきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

ブログ管理者 tomi

 

 

 

 

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2007年11月 9日 (金)

部族ライブBGM

今夜は今日のお昼に放送されたワイドショーの件で、大昔のことをほじくり返してメシを食っている、自分達だけが免罪符を持つ特権階級と勘違いしているテレビ人について、ぶつくさ文句を書いてやろうかと思いましたが、くだらないのでヤメにします。連中とは見えているものが違いますから。

部族のツチGさんから、ライブ前に会場にかかっていたBGMのリストをいただきました。ありがとうございます。
開場後、最初のビールはツチGさんのセンスのいい選曲で、いっそう美味しく飲めました。
カクタスは勉強不足でした。
今度の休日にでも、CDかレコード探しに行こうっと。

また今回、ライブを主催したツチGさんの思いを皆さんにどうしてもお伝えしたくて、コメントを転載させていただきました。

> 皆からの ありがとう!=「LOVE and PEACE」
>
> ライブ当日、または後日、部族の仲間, 同級生, 初対面の方など
> 来ていただいた方々から沢山の「ありがとう!」と云う言葉を
> いただきました。
> 正に、これがプロデュースした一番の目標だったのです。
> お互いに感謝と感動ができる「LOVE and PEACE」な場所を
> 提供する事が出来ました。
>
> 今回、「LOVE and PEACE」を言葉に出さず行いました。
> ピースマークの画像をスクリーンに映すだけに止めました。
> 当初、出演者は私が MCで「LOVE and PEACE」を語ると
> 思っていた様ですが ・・・(^-^)
> でも、言葉に出さずとも その場でお互い分かり合えると信じ、
> そして、その思いが通じるライブが行えました。
>
> 改めて、皆さん 本当に有り難うございました。
>
> ライブから一週間後、出演者達と呑み会を開きました。
> それは、ライブ当日の二次会での帰り際、出演者の1人が
> 「来週の金曜日に飲み会やろう!」の一言で決まりました。
> そんな仲間に囲まれたことに感謝している今日この頃です。
>
> お恐れながらライブ前のBGMの選曲しました。
> 以下、曲順です。
> 1. Mr. Big (Free)
> 2. Long Tall Sally (Cactus)
> 3. Wild Thing (Jimi Hendrix)
> 4. Five To One (The Doors)
> 5. The weight (The Band)
> 6. Rock N' Roll Children (Cactus)
> 7. Boom Boom (The Animals)
> 8. Lorelei (Wishbone Ash)
> 9. Aimless Lady (Grand Funk Railroad)
> 10. I Got The Same Old Blues (Lynyrd Skynyrd)
> 11. Jingo (Santana)
> 12. Feellin Alright (Joe Cocker)
> 13. Hot 'Lanta (The Allman Brothers Band)
> 14. I'll Be Creepin' (Free)
> 15. For Your Love (The Yardbirds)
>
> P.S.
> tomiさん
> 気が付けば 体中に「部族虫」が寄生し巣食ってますね (^-^)v

僕は最初、よそ者として「部族ライブ」に参加しました。
単にジュリーのバックでギターを弾く柴山和彦さんに憧れてギターをはじめた立場上、
「柴山さんの勇姿は観ておかねば」という思いだけでした。

でも、ツチGさんとメールをやり取りさせていただいているうちに、
「部族」というムーブメントそのものが気になり
「部族に集う人たちの空気を吸いに行こう」と思ったのです。

そしてツチGさんはじめ部族に集った皆さんが、
初対面なのに何故かとても懐かしい人のような印象を受けました。
10代の頃にレコードやカセットをまわし聴きした友人や先輩、
あるいは一緒に悪だくみをしてニヤリとヤニ臭い顔で笑い合った仲間、
同じ方向を向きながら怒鳴ったり笑ったりしたことがあるような不思議な感覚。
与え合うことに打算的な考えがまったくなかった頃のピュアな感情です。

当日誰も口にしなかった「LOVE&PEACE」、でも「言わずもがな」でした。
コトバとして発声しなくても、熱い音楽や皆さんの温かさで、胸にズンと伝わりましたよ。
ツチGさんにおっしゃっていただいたように、
「ピースマークのカタチをした部族虫」は僕の体内にしっかりと巣食いました。
部族に集った皆さんが、同じ宿主として僕を受け入れてくれたから。

「LOVE&PEACE」をファッション的なものとしか認識していなかった僕。
でもあの夜、それは確かにスピリットに変わったように思います。

こんな「手柄持たぬヤツ」ですが、また必ず横須賀に、部族に帰ります。今度は「はじめまして」ではなく、「ただいま」と言って。

また大阪でも、部族の皆さんと同じパラダイスを夢に見ていたいと思います。ツチGさん、本当に「おおきに!」(大阪弁で)

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2007年10月29日 (月)

部族ライブのセットリスト

感動のライブから1週間が過ぎ、バイオリズムは低下してしまったのか・・・?風邪はこじらせてしまうし、先週の土曜日は自宅近所の線路にヘリコプターが墜落してくるし・・・。

さて、部族のツチGさんから10/20、横須賀のヤンガーザンイエスタデーで開催された「部族ライブ2007」のセットリストを教えていただきました。部族のホームページでも見れます。

JULIET
 1. All Right Now
 2. Ride On Pony
 3. Be My Friend
 4. Fire And Water
 5. Station Man
 6. Little Wing
 7. The Hunter
 8. ハイジ
 9. 酒場の女
 10. パラダイス
 11. あの娘(こ)に会いたい
 12. エリザベスリードの追憶
 13. ヨコスカ

柴山 和彦 (G.Vo)
秋元 良一 (B.Vo)
相良 宗男 (Dr.Vo)
大和田 順一 (Vo) 1.〜7.
柴山 好正 (G) 5.〜13.
大山 泰輝 (key) 8〜13

ENCORE
 1. Unchin My Heart
 2. Cross Roads
TRIBE2007 SUPER BAND
(Grupo Ache & JULIET、Guest:中村裕介)

曲順を教えていただいたら、またあの時の感動が戻ってきました。

で、僕の音楽の聴き方として、
カバーされた洋楽たちの原曲を聴くことをオススメします。僕はタイガース、PYG、ソロになったジュリーのみならず、その他の好きなミュージシャンがカバーした曲は原曲を聴かずにはおれない、という癖がありまして、これは洋楽でも同じなんですが、最終的にはルーツであるブルースにどっぷりハマってしまうという結果になりました。学業の方もこのくらい熱心だったら良かったんですがねー。

今回の記事はアフィリエイトが多いですが、これで小遣いを稼ぐ気はありません。アルバムのジャケットの画像が欲しかったもので、どうかご了承下さい。「このアルバムジャケット、見たことあるぞ」と思っていただけるとうれしいです。

1曲目から4曲目と7曲目はFREE LIVE!を聴くといいと思います。

Free Live Music Free Live

アーティスト:Free
販売元:Island
発売日:2002/02/04
Amazon.co.jpで詳細を確認する

5曲目の「Station Man」はウリートウッド・マックのアルバム「Kiln House」。

Kiln House Music Kiln House

アーティスト:Fleetwood Mac
販売元:Reprise
発売日:1990/10/25
Amazon.co.jpで詳細を確認する

6曲目の「Little Wing」はジミ・ヘンドリックスの「Bold As Love」を。
僕も大好きな曲で、元はジミヘンだけでも凄いのに、クラプトンのデレク・アンド・ドミノス時代の「Layla and Other Assorted Love Songs」やスティービー・レイボーン の「The Sky Is Crying」などカバーバージョンもイケます。

Axis: Bold As Love Music Axis: Bold As Love

アーティスト:The Jimi Hendrix Experience
販売元:MCA
発売日:1997/04/22
Amazon.co.jpで詳細を確認する

Layla and Other Assorted Love Songs

Music Layla and Other Assorted Love Songs

アーティスト:Derek and the Dominos
販売元:Polydor
発売日:1996/09/02
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 

The Sky Is Crying The Sky Is Crying

アーティスト:Stevie Ray Vaughan and Double Trouble
販売元:Sony
発売日:2000/04/17
Amazon.co.jpで詳細を確認する

13曲目のエリザベスリードの追憶、「In Memory of Elizabeth Reed」は、オールマン・ブラザース・バンドの「At Fillmore East」で聴けます。

At Fillmore East Music At Fillmore East

アーティスト:The Allman Brothers Band
販売元:Mercury
発売日:2003/09/23
Amazon.co.jpで詳細を確認する

アンコールの「Unchin My Heart」はレイ・チャールズのベスト盤などでお好みのを探して下さい。

Very Best of Ray Charles Music Very Best of Ray Charles

アーティスト:Ray Charles
販売元:Greatest Hits
発売日:2007/09/17
Amazon.co.jpで詳細を確認する

最後の「Crossroads」はクリームの「Wheels of Fire」。原曲を歌っている伝説のブルースマン、ロバート・ジョンソンの「The Complete Recordings」も聴いて欲しいな。

クリームの素晴らしき世界 Music クリームの素晴らしき世界

アーティスト:クリーム
販売元:ユニバーサル インターナショナル
発売日:2006/06/21
Amazon.co.jpで詳細を確認する             

                                                            

コンプリート・レコーディングス Music コンプリート・レコーディングス

アーティスト:ロバート・ジョンソン
販売元:Sony Music Direct
発売日:2004/03/24
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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2007年10月19日 (金)

明日は部族ライブ2007

いよいよ明日は待ちに待った「部族ライブ2007
大阪から息子とふたりで行きまっせ~!

いろいろな情報を下さった方、どうもありがとうございます。
存分に楽しみたいと思います。

不慣れな土地に行くということで、気の弱い僕は内心びくびくしています。
道中の交通手段など、完全に息子が頼りです。
大阪の親子やっちゅうことで、
ワイドショーで話題のあのタートル一家をイメージされる方もいらっしゃると思いますが、
ブルブルブル・・・とんでもございません。
人畜無害の小動物のような親子ですので、よろしければお声をかけて下さい。

ライブ前日っていうことで、
僕がツチGさんからメールで教えていただいた「部族」について。

「部族」は1970年に横須賀米軍基地ゲートの近隣で、
主にレコードでロックを聴かせる店としてオープンしたそうです。
店の表には、2mを超える白いピースマーク。
米軍基地の側にこのような店が出来た事で話題になったそうです。
「部族」を経営していたのは横須賀をうろついていた不良たち。
でも、仲の良かった米兵たちが、戦場から傷付いて帰って来たり、棺で母国へと帰って行った事で、
戦争の悲惨さ、自分の中に隠れていた優しさと正義感に気付いて平和への願いを生みました。
当初はロック好きのたまり場でしたが、
しだいに前衛劇団員、反戦を訴える僧侶、戦場カメラマン、学生運動家、ミュージシャンなど、
多くの客層が集い、それぞれが未来へ目を向け、自分自身を模索していたそうです。
「部族」は2年程で閉店しました。
でも、部族に集った人たちの思いはきっと永遠に輝いているのだと思います。
そして明日、80~90年代育ちの僕が、部族に集う人たちの空気を吸いに行く。
次世代の息子にも吸わせてやる。
Beat goes on

「Beat goes on」なんて、大阪人のくせにちょっと気取って書いてしまいましたが、この話を教えて下さったツチGさんに深く感謝いたします。

妥協を許さない横須賀のロック好き、部族に集う人たちイチオシのバンド、
ジュリエットのライブを、深く心に刻んできたいと思います。

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2007年10月15日 (月)

大野克夫 幻のメロディー

ようやく最近、「大野克夫 幻のメロディー」というCDを2枚購入しました。
大野克夫さんが作曲した楽曲のデモテープ集のCD、
ジュリーの曲は、

「幻のメロディー」には、
 ダーリング 
 酔いどれ関係 
 君が泣くのを見た 
 時の過ぎゆくままに 
 ラム酒入りのオレンジ 
 お嬢さんお手上げだ 
 ロンリーウルフ 
 ヤマトより愛をこめて 

「幻のメロディー2」には、
 勝手にしやがれ 
 OH!ギャル 
 私生活のない女
 絹の部屋 
 指 
 ママ......

が収録されています。

完成度の高さに驚きました。
キーボードはもちろん、ギターを重ねて録っていたり、グレードが高いですね。

そして、特筆すべきはアレンジ!
ほとんどの楽曲が、アレンジもあまり違わない。
「OH!ギャル」以外は、顕著な変化がない。
「架空のオペラ」の曲は、そもそもあのアルバム全部が大野克夫さんの編曲だから、
変化がないことに不自然は感じないですが、それでも「指」なんか聴くと、
「ココはオーケストラを入れて・・・」とか考えながら作っているのがよく分かります。

また、一部の曲は歌詞が違う。
とくに「OH!ギャル」の歌詞には「PTAに表彰されよう」なんていう歌詞があったりして、
一曲ずつジュリーの曲と比較して聴くと、とても面白いです。
ダイヤモンドと原石、っていう感じがしますが、
この原石自体が輝いています。
大野克夫さんの甘いボーカルもグー!

「太陽にほえろ!」のサントラも何枚か持っていますが、
歌う大野克夫さんもいいですよ。

幻のメロディー Music 幻のメロディー

販売元:インディーズ・メーカー
発売日:2003/12/21
Amazon.co.jpで詳細を確認する

Music 幻のメロディー(2)

アーティスト:大野克夫
販売元:インディーズ・メーカー
発売日:2004/10/20
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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2007年10月12日 (金)

横須賀行き決定!

2007年コンサート「生きてたらシアワセ」も、
残すところ明日の渋谷C.C.Lemonホールで終わりですね。
どこの地方のライブも好評やったみたいで、
今回もジュリーファンの心にしっかりと焼きついたんやないでしょうか。
僕は大阪フェスティバルホールしか行けませんでしたが、もう最高でした。
あとは来年のイベントを気にしながら、
DVDが発売されるのを待ち焦がれるのみ。

と、思いきや。

10/20(土)、横須賀のヤンガーザンイエスタデーにおいて「部族ライブ2007」があります。
僕のギターヒーロー、柴山和彦さんが在籍していたジュリエットの復活。
さらにゲストプレーヤーとして大山泰輝さんも参加!
これは絶対、行かなあかん。あかんで~!!

とはいいつつ、大阪から横須賀っていうのは、気分的にはとても遠いのです。
あそこは「映画の世界や」なんて思っていて、
きっと街中にスカジャンにリーゼントでバリバリにキメたバッドボーイズたちが、
センスよくハバをきかせているようなイメージなんですねぇ…。

一日一回、たこ焼きをハホハホ食い、けつねうどんをズルズル啜っている大阪人の僕が、
横須賀海軍カレーを主食とするかの地に、足を踏み入れていいものだろうか。
河内音頭と六甲おろしと吉本新喜劇のテーマを聞くとカラダがうずく大阪人の僕が、
柳ジョージの「フェンスの向こうのアメリカ」で歌われているかの地に、足を踏み入れてもいいのだろうか。

などと、心配しながらもようやく時間的な段取りもつきました!
メガトン級の重い腰も、行くと決まれば軽やかに、中間テスト中の息子を誘ってふたりで行きます。

現地に一泊することになりますから、翌日は少し観光をして帰ろうかと思っていて、
どなたか「ここは行っとくべき」というオススメのスポットがあれば教えて下さい。
のんびり散策するほど時間に余裕はないのですが・・・。

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2007年8月 8日 (水)

部族ライブ2007

僕はオールウェイズ時代からの柴山和彦さんのファンで、柴山さんに憧れてエレキギターを手に入れました。
以来、色んな洋楽を聴くたびに、ジュリーのバックでギターを弾く柴山さんの幅広い奥行きを知ることができ、音楽を楽しんでギターを弾いている姿に魅了され続けています。

そんな柴山さんがかつて「ジュリエット」というバンドでアルバムを1枚出していることは知っていて、ずっと中古レコード店を探し回っていたところ、このブログで「CDが出ている」ということを教えていただき、さっそく購入して聴いたところ、それは鳥肌モノでした。「YOKOSUKA BAY」は名盤です。

昨夜、ジュリエットの旧友、部族のツチGさんから情報をいただきました。本当にありがとうございます。
ライブのことは部族のサイトを見て、僕も気になっていたのですが、
ツチGさんからコメントをいただけたことがとても嬉しくて、以下にご紹介させていただきます。

【ジュリエット】 のメンバーの旧友です。

ジュリエットの情報を少し・・・
結成は1960年代後半、彼らが高校生の頃。
R&B、ジミヘンなどのハードロックをやっていました。
大和田順一(Vo)が加入、主にフリー、フリートウッドマックなどの
曲をカバーし、その演奏力でプロミュージシャンをも魅了する。
1971年、和彦の兄、柴山好正が加入、オールマン・ブラザーズ・
バンドなどのカバーが主な演奏曲となる。大和田順一が脱退。

アルバム「Yokosuka Bay」では、当時 一線で活躍していた
ジョン山崎(key),「四人囃子」の森園勝敏(g)が参加している。

そんな【ジュリエット】が ライブをします。

「部族ライブ2007」2007/10/20 (SAT)

CAST
狂乱の70年代、横須賀ドブ板が生んだ最強最後のバンド !!
【ジュリエット】
アルバム「YOKOSUKA BAY」をはじめ70年代ロックを演奏。
柴山 和彦 (G.Vo)、秋元 良一(B.Vo)、相良 宗男(Dr.Vo)
柴山 好正(G)、大和田 順一(Vo)、
ゲストプレーヤー 大山 泰 輝(key)

アフリカ⇒キューバ⇒日 本⇒横須賀へ !!
アフロ・キューバン・アンサンブル
【グルーポ・アチェ】
元, デープ・トラディションのボーカル
キューバ音楽の第一人者、竹内 信一 率いるユニット。

ジュリエットとグルーポ アチェのコラボも必聴必見です!

詳細は
http://members.jcom.home.ne.jp/akkun.0308/tribe/tribe-top.htm

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2006年12月21日 (木)

大澤誉志幸さんのこと

先日いただいたコメントの中で、大澤誉志幸氏(大沢→大澤に改名)についての情報がありました。

83年6月発表のデビューアルバム「まずいリズムでベルが鳴る」は僕にとっては幕の内弁当のようなアルバムです。
参加ミュージシャンが凄い。コーラスは沢田研二、アン・ルイス、山下久美子、佐野元春! そして演奏は安田尚哉氏をのぞくEXOTICSのメンバーに、白井良明などなど、うひゃーと歓喜する顔ぶれ。
そして、銀色夏生のインパクトのある歌詞。1曲目からの「♪Tooth BrushがCupで叫ぶ 愛してるから静かにしてくれ~」には、今までにない新しいモノを感じました。
「宵闇にまかせて(Kiss & Kiss)」は大澤さんも思い入れが強く、BSフジ「Life Goes On」という番組のDVDを観たのですが、その中でもエレガットの弾き語りで歌っていました。レコードでは山下久美子さんのコーラスがとても魅力的で、いい雰囲気です。
また佐野さんの「Jokeでシェイク」のコーラスもクレイジーでセンスがよく、極めつけはジュリーの「キッスはそこまで」。
ジュリーが他のミュージシャンのコーラスに参加することってあまりないですよね。あとは佐野さんの「The Vanity Factory」くらいしか思いつきません。また後になって大澤さんのアルバム「Collage」では「おまえにチェックイン」と「晴れのちBlue Boy」がセルフカバーされていまして、「晴れのちBlue Boy」でも、やや控えめなジュリーのコーラスが聴けます。

そして何より大澤さんの独特なボーカルのワイルドさに衝撃を受けました。バラードではハスキーさが加わり、僕が女性ならシビレたところです。
アルバムの中では正直、R&Bのフィーリングというのはピンときませんが、ALABLE、ALABLEⅡ(柴山さん、ギター弾きまくり、ライブ盛り上げまくりです)などのライブビデオを観ると、JBやオーティス、ウィルソン・ピケットなんかを感じることができます。プリンスとかマイケルっぽさは「ちょっと勘弁」と思うのですが、そう思うのはきっと「今」だからも知れませんね。とにかくR&Bのフィーリング云々よりも大澤さん自体がパワフルだったもので・・・。「加藤茶の弟説」なんていうのもありましたね。

「まずいリズムでベルが鳴る」以降、「Scoop」、「CONFUSION」、「in・Fin・ity」、「LIFE」、「SCRAP STORIES」と聴き続けたのですが、「SCRAP STORIES」の中の「ダンスをしようぜ」が嫌いなバラエティ番組に使われていて以来、やたらと巷でこの曲を耳にするようになって、逆に大澤さんのファンからは疎遠になってしまいました。大澤さんには何の責任もないのですが、免許取立てのナンパな友人のカーステレオや、僕とはまるで趣味の合わない店で「ダンスをしようぜ」がかかるとちょっとイヤな気分になったりして、バブル時代、ボディコン全盛期に「どぶねずみの美しさ」について歌ったパンクバンドのほうに輝きを感じてしまったからです。貧乏学生の妬み半分、ロック魂の反骨精神半分といったところでしょうか、当時の僕やバンド仲間は、バブリーなモノに対してやたらと否定的だったのです。
でも「フランス海岸」の楽曲の美しさや、「ゴーゴーヘブン」のワイルドさは大好きでした。
また、93年の「初恋」はとてもいい曲だと思います。

現在はジャンルを越えた独自のクロスオーバーミュージックで活動を展開しているそうで、柴山さんもそれに絡んでいるとの情報を教えていただいて、これはアンテナを立てておかなければと思っている今日この頃です。

大澤誉志幸さんのサイト http://www.y-ohsawa.jp/second.html

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2006年9月 1日 (金)

レコードの魅力

僕は中古レコード店をまわるのが好きです。今や音楽はCDどころか、ネットでダウンロードとか、何やらもう昭和生まれにはついていけない領域にまで発展しましたが、レコードも案外いいものです。

昔、レコードはファッションだった。レコード店の袋にに包まれたLPを小脇に抱える姿はファッションのひとつだったと思います。中高生の頃、レコード袋を抱えた女子大生っぽいお姉さんを見かけると、「どんな音楽を聴いてるんやろ」と想像し、「オレと趣味があったら、ムフフフ・・・」と余計な展開まで妄想していました。

ジャケットの大きさもレコードの魅力です。CDのジャケットとLPではインパクトが全然違います。「ベスト・オブ・マディ・ウォーターズ」のジャケットなんか圧巻です。LPのジャケットなんか息を飲んでしまいます。PYGのブタの鼻のあたりを押すと音が出るのもLPならでわのアイデアだし、皆さんもお気に入りのジャケットってありますよね。アイデア、芸術性、カッコよさなど、いろいろと楽しめるのがレコードです。

それに僕はレコードの匂いが好きです。国内盤と輸入盤ではその匂いも違うし、とくに輸入盤は舶来の匂いとでもいうのでしょうか、病み付きになりますよ。僕はまずレコードをプレーヤーに載せたら、カラのジャケットの隙間に鼻を近づけてクンクン嗅いでしまいます。チェスやスタックス・レーベルのLPの匂いを嗅いで「泥臭さぁ~!」と喜ぶ僕のその癖は、分かる方にはきっと分かっていただけると思うのですが、文章にしたらただの変態!?

レコードを聴くための作業はすべて両手。レコード袋からジャケット、そして保護袋から落っことさないように、キズをつけないようにレコードを取り出します。プレーヤーに載せるときにはおじぎ気味に「へへーっ」と卒業証書を受け取る(差し出す)ポーズ。自動のスイッチを押すよりも、慎重に手動でハリを落とす。1曲目が始まるまでの沈黙、プチプチと摩擦音だけのわずかな時間はワクワクの時間。

またA面B面と、アルバムにはミュージシャンのコンセプトや思惑がありました。「イエロー・サブマリン」のように、A面ばっかり聴いていたアルバムもあるし、CDと違って特定の曲の頭出しも面倒なので、片面は全曲通して聴くことが多かったです。だからその分、レコードはCDよりも印象に残ったし、楽しめたような気がします。

CDを小脇に抱えることもしなければ、そのままかばんにポン。だから、レコードを抱えたお姉さんをみたときのように、ムフフな想像力もはたらかせられないし、レコードと比べるとCDサイズのジャケットでは迫力がありません。「クリムゾン・キングの宮殿」なんか、やっぱりあのサイズでないと・・・。
また、片手でポンと簡単に再生できるメリットは、逆に手軽になりすぎで、音楽そのものが他の作業のBGMになりがち。だから、CDが波及した80年代後半から、「ステレオの前で黙って聴け!」というようなインパクトのある音楽が減少していったような気がします。バブルとともにやってきた、女の子を口説くときにはもってこいの耳障りのいい音楽や、オーディオの性能を確認するための音楽、ドラマの主題歌、カラオケ・ソングやキワモノたち。性懲りもなく荒稼ぎしているのも居座っていますが、本当の音楽が分かる若い人たちからは相手にされなくなってきていますぞ。中古レコード店やヤフオクなど巷じゃそんなCDは二束三文。ざまーみろ!(おっと、失礼)

当時、ジュリーはそんな時勢に逆らっていたんじゃないでしょうか。「Co-CoLO 1~夜のみだらな鳥たち」、「告白-CONFESSION」、「TRUE BLUE」の3枚には、沢田研二の反骨精神が感じられます。トレンディドラマの主人公やヒロインが住んでいた都心のお洒落なマンションより、腕のいい職人気質の大工が立てた、イカツイ瓦屋根や門構え、柱の一本にこだわった田舎の一戸建てのようなアルバム作りをしていたんだと思っています。考えすぎでしょうか。

まぁ、ともかく僕はCDの便利さにも感謝しつつも、擦り切れたレコードに想いを寄せながら、中古レコード店に足を運ぶのです。
みなさんももう一度、レコードに針を落とす瞬間のスリルやときめきをぜひ味わってみて下さい。

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