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2007年11月 7日 (水)

静かなまぼろし

大野克夫さんの幻のメロディーを聴いたら、
さらに他の歌手の曲も聴き比べがしたくなりました。
佐野さん、大沢さんは日々愛聴しているのですぐ手の届く場所にCDがあり、頻繁に聴いていますが、
その他となると、レコードやカセットを探すのに苦労します。

で、さて何から聴こうかと考えて、ぱっと浮かんだのはユーミンの「静かなまぼろし」、
井上陽水の「チャイニーズ・フード」や「背中まで45分」、
それにBOROの「やさしく愛して」あたり。
整理が行き届いていないため、ホコリを吸い込んで、くしゃみを連発しながら・・・。

「静かなまぼろし」はユーミンのアルバム「流線形'80」に収録されています。
あれ、何で僕はこのLPを持っているんだろう…ユーミンのLPがたくさん出てきました。
「彼は眠れない」を聴いたときに気づかなかったんだから、
ユーミンのはじっくりは聴いていなかったと思います。
1978年の11月リリースだって!
ジュリーの「彼は眠れない」が1989年10月。
えらく時間が開いていますねー。

「流線形'80」がリリースされた頃は、ジュリーは「LOVE(抱きしめたい)」でしたね。
この年、ミュージックフェアでジュリーとユーミンが共演。
デュエットしたのが「静かなまぼろし」でした。

ジュリーのバージョンとの違いは、男性と女性。
なるほど、「~時は戻ってしまうの」などの「の」を「よ」に変え、
最後の1行「もう忘れて」を削除した以外、
大幅に歌詞の変更はなし。
それでもどちらの立場でも歌になるんですねー。
ただ「小走りのシルエット」というのはやっぱり女性でないと。
僕なんかは「ぬーっ」と店に入るほうなので・・・。

この曲をはじめて聴いたとき、「うわっ、修羅場やなぁ」と思いました。
昔の彼女が誰かと楽しそうにメニューを選んでいる、
僕のようにフラレまくりのミジメな恋愛経験ばかりだと、
フラれた彼女には未練タラタラのままだし、相手の男には「メンチを切る」かもしれないなと。
考え方が貧しいですよねぇ。

僕自身はそんな小洒落たお店には行かないです。
そもそも長々と楽しみながらメニューを選ぶなんて、僕には考えられません。
それが恥ずかしくて、この年になってもパッと目に付くものしか注文できない性格ですから。

小走りで店内に入ってきて、
「うーん、何にしようか、シェフの気まぐれサラダなんていいよねクスクス」なんて、
大阪人としてやってられまへん。

メニューは1品ずつ壁に貼っているような店にしか行けない僕。
それもウケを狙ったような「けったい」な名前は、恥ずかしくて声に出せないのです。
ノリで名づけた店員を恨めしく思うこともあります。
心の中で「何が大根とジャコのパリパリサラダじゃ、大根サラダでええんじゃ!」と憤慨している僕。
可愛く「パリパリ」とは口に出したくないのです。
バイトの店員に「このおっさんがパリパリだって・・・」と内心笑われることが耐えられないのです。
おっと話が飛んじまった。

だから、この曲は洋画のようなワンシーンを思い浮かべなければなりません。
店の外の「通り」はきっとセンスのいい造りの店が並ぶ石畳の舗道。
間違っても「牛丼○○円」なんていうオレンジ色ののぼりは立っていないし、
店内には甘いムードのクラッシックかジャズ。
決して琴の音色の「Can You Celebrate」なんか流れていない。

そして当然、美男美女。
ここで偶然再会した元恋人は「I am I(俺は俺)」で別れた相手だったりするのが、一番いいかな。

などと思いながら、聴き比べてみました。
ユーミン・バージョンもいいですね。

流線形’80 Music 流線形’80

アーティスト:松任谷由実
販売元:EMIミュージック・ジャパン
発売日:1999/02/24
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コメント

tomiさん
バリバリサラダはtomiさんじゃなくても、恥ずかしゅうてよう言えません。
長ったらしい名前付けんでほしいわ、ほんまに。
言うとき考えなんならん。
どこまで言うたら通じるのか?ばりばりですか?やわやわですか?と聞かれたらどないすんねん。もういらしません、と答えとうなるわ・・。

投稿: Rei | 2007年11月 8日 (木) 01時14分

tomiさん
ものすごう変な大阪弁を使ってしまいました・・・ぼんちの影響です(勉強します)

投稿: Rei | 2007年11月 8日 (木) 08時41分

Reiさん、お勉強ご苦労さまです。
来年の音楽劇は山崎豊子原作の「ぼんち」ということで、大阪の「ぼんぼん」コトバをお勉強中なのですね!

そういえば「太陽にほえろ!」で宮内淳さんが演じた「ボン」という刑事も、「大阪のぼんぼん」という設定でした。

かくいう僕も、子供の頃は「商店街の散髪屋の孫」として、周囲のおっちゃんから「ぼん」と呼ばれた記憶があります。ただ、その呼ばれ方が何となく「アホぼん」みたいな感じでイヤでした。(藤山寛美先生が演じた「アホぼん」は最高でしたね)

でも「ぼんち」という呼び方は良家のご令息、「ぼんちゃん」のこと。一般庶民とはレベルがちゃいますねん。(ここは要チェック)

投稿: tomi | 2007年11月 8日 (木) 09時27分

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