« 桂春団治.2 | トップページ | 突然ですが、ここでクイズです »

2007年6月19日 (火)

ニューアルバム、届く

今朝、アルバム「生きてたらシアワセ」とシングル「そっとくちづけを」が届いた。ジュリーの流れるうちの鍼灸院ではさっそく、ガンガン流しています。

文句は、ない。ジュリーのすることに文句なんか言えない。言ったことがない。

でもレビューを書くとしたら、少々辛口になるかも。届いたCDケースがちょっと割れていたのと、なぜかシングルのケースのほうだけ墨汁の匂いがするのも、文句は言いません。

とにかく僕は打ち込みの無機質な音がキライなもので、今回はベース不在どころか、ギターとコーラス以外が全部打ち込みというのに、抵抗を感じる。実に安っぽい。クラッシック的なアプローチのある部分を探すのですが、これかなというのはあっても、「まさしく」っていうのが見当たらない。

無機質な音の中、まるでカラオケボックスで熱唱するジュリーっていう感じがいなめない。もっと皮肉なことをいえば、これはギタリスト白井良明さんのアルバムで、ゲストボーカルにジュリーを迎えましたっていう感じもする。

そう、ジュリーに文句はなくても、白井良明さんに文句を言わしてくれ。

ズバリ、アレンジがやっつけ仕事でしょう。ギターのフレーズだって今までの楽曲の使いまわしのようなものだし、このくらいの打ち込みなら僕だってヤマハのポータブルシーケンサーQY-100を使って、すぐに作れるんじゃないかと。アレンジのアイデアが枯渇していません?今回はバブルガムなキーボードを取り入れた以外は、うれしい驚きがありません。

曲はいい、詩もいい、ジュリーのボーカルはもちろんいい。「そっとくちづけを」なんて聴いてて泣きそうになりました。だからライブの盛り上がりも期待しています。柴山さん、下山さんのセンスのいいツインギターとGRACEさんのパワフルなドラミング、泰輝さんの明るいキャラクターとハートウォームなキーボード、それと本当はジュリーの音楽にすごくリスペクトを感じる依知川伸一さんのベースがあれば、いうことなしなんですが、ベーシストはなぜか不在なんですよね。(ファンの皆様、お願いです。ジュリーの音楽にはベーシストは絶対必要です。皆さんもどうか、ベースを入れて欲しいというニーズを発してください)

重ね重ね、残念なのはアレンジ。佐野元春のニューアルバムを聴いているところなので、余計そう思えるのかもしれませんが・・・。ああ、建さん、カムバック!!

と、いうことで次回から1曲ずつ、ややマニアックにレビューを書こうかな。じっくりとジュリーの歌声を聴き込めば、アレンジに対するストレスもなくなるだろうし・・・。

|

« 桂春団治.2 | トップページ | 突然ですが、ここでクイズです »

コメント

あのー、聞くは一時の恥…と思って勇気を出してお聞きしますが、
う、打ち込みって何ですかー?…すみません、無知で…

もし「tomiさんをベーシストに参加させよう運動」の署名活動があったら、いくらでも署名します!筆跡を変えれば28人分(半端~)位なら書けると思います。
ちなみに私は25日、ジュリーのお誕生日記念に街に買いに出掛けます。
いち早く澤会から届いた皆さんの感想を読んでいるうち何か自分も聴いたような気がしてますけど…
いい意味で予想を裏切られる事を期待!!

投稿: SONGE | 2007年6月23日 (土) 21時15分

SONGEさん、コメントありがとうございます。また僕をベーシストに、とうれしいことをおっしゃっていただいて!!

打ち込みというのは、分かりやすくいうと「機械」。ドラムや弦楽器、管楽器、オーケストラなどさまざまなパートの擬似的な機械音を、データとして入力したものです。
これがあると何十人のオーケストラも、すご腕のドラマーもいらないです。テクニックを要する難解なフレーズも、チャカチャカっと入力してポン。

かつてはファミコンゲーム程度の音しか出せなかったものが、今は機材がとても進化して、リアルな音質で奏でることができるようになりました。
パソコンにシーケンサーのソフトをインストールするだけでOKだし、ビデオテープ大のものまであります。

ただ、ジュリーのバンドサウンドにここまで入れ込んでいる僕としては、生音にこだわって欲しいという思いが強いです。井上バンドにミッキー吉野さんのバンドが加わったり、EXOTICSで武川さんがバイオリンを弾いたり、あるいはセッションバンド色の強いco-colo、A SAINT IN THE NIGHTのフルオーケストラしかり、沢田研二サウンドはいつもゴージャスでした。その屋台骨のしっかりしたサウンドの中、ジュリーが歌の主人公を演じるのが、僕はたまらなく好きなんです。ジュリーはいつも日本の音楽シーンの先駆者でした。

ここ何作かは、明らかにその姿勢が変わってきたように思えます。言い方は悪いですが、安上がりなアルバムなんです。
CDラックに収められないようなパッケージにこだわるよりも、中身で勝負して欲しいんです。曲も詩もジュリーの歌も問題なくいいんですが、屋台骨がダメ。建さんや加瀬さんがプロデュースするなら、天下の沢田研二を、こんな安っぽい伴奏で歌わせたりはしないはずです。

投稿: tomi | 2007年6月24日 (日) 11時07分

私の小学一年生のような質問に、丁寧に答えて下さって
ありがとうございます!また一つ勉強になりました。
なるほど~カリスマシェフのこだわり何とかっていう大層な
うたい文句が付いたレンジ食品みたいなもんですねー
まずくはないけど、やっぱり飽きる、味気ない!みたいな…
(なんちゅう例えなんでしょ~)
私も生音にこだわってほしいです。最近CDに買いなおした「G.S.ILOVEYOU」を聴いてたので余計そう思います。

また解らない事が出てきたら教えて下さいね。
よろしくお願いします。 

投稿: SONGE | 2007年6月24日 (日) 20時46分

SONGEさん、こんにちは。
レンジ食品の例え、ナイスです。

ジュリーのアルバムには「黙って聴け!」という説得力があるはずなんですが、「G.S.ILOVEYOU」なんてまさにその代名詞じゃないかと思います。

プンプンとグッド・オールディーズの匂いを漂わせることをコンセプトに作られているけど、「おまえがパラダイス」の有無を言わせないすばらしいボーカル、ゲストミューシーシャンや若き柴山さんのコーラス、ALWAYSの演奏、ジュリーの存在感に絡み合って、どれをとってもスリルがあって楽しめます。とくに佐野さんの3曲は聴き比べができるから面白いですね。
バンド活動をやっている僕にとっては、そんなジュリー学校が、とても勉強になるんです。

投稿: tomi | 2007年6月25日 (月) 16時20分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 桂春団治.2 | トップページ | 突然ですが、ここでクイズです »