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2007年6月 7日 (木)

「女たちよ」は芋焼酎だった

源氏物語をテーマに作られた1983年のアルバム「女たちよ」。
高橋睦郎氏、筒美京平氏、大村雅朗氏の仕掛けた詩と音楽。
その斬新な音作りとジュリーの妖艶さは、当時、中学生だった僕に衝撃を与えました。
衝撃どころか、さすがの僕もいささか、ついていけなかったのです。
高校受験を前に、「古典文学」というものにもアレルギーがあったし、
意味深な歌の意味など分かるはずがありませんでした。

あの頃は「JULIE SONG CALENDER」がとても気に入っていたし、
他にもエキゾティクスの「Library」、大沢誉志幸の「まずいリズムでベルが鳴る」、
佐野さんの「No Damage」、山本達彦の「MARTINI HOUR」などなど、
お気に入りのアルバムがたくさんあったし、ジュリーには
「晴れのちBLUE BOY」的なニューアルバムを期待していたんです。

なのになのに…いや、当時の残念さはもう語りますまい。

それどころか、
今聴くと「いい!」、実に「いい!」。
きっとお子ちゃまだった僕にとっては、「女たちよ」は芋焼酎みたいなもんだったんです。
子どもが味見すると「ウェッ」ときたけど、
今は、このかぐわしい匂いと「酔い」の心地よさにハマっています。

ジュリーのアルバムにはそれがありますね。
「Co-CoLO 1」、「告白-CONFESSION」、「TRUE BLUE」なんかも同じく、
僕にとっては、まるで芋焼酎のロックのよう。
他のアルバムが、子どもでもいい匂いに感じるワインや、
ウイスキーボンボンやコークハイなどに入っている洋酒、
ということで、調子にのって聴けていたのかもしれません。

しかしその洋酒たちも、真の意味で五臓六腑にじわ~っと染み渡るのは、大人になってから。
酸いも甘いも知り尽くした中年以降かも知れませんね。

それはさておき。

その「女たちよ」でミョーに気になる部分があって、
「水をへだてて」という曲なんですが、歌詞の冒頭、
「♪川のむこうに 日本の柳 水をへだてて 姉といもうと~」なんですが、
この「日本の柳」というのは誤植で、「二本の柳」が正解なのか、
いやいや、あえてここは「日本の柳」なのか、という疑問。

「緊張の夏、日本の夏」みたいなもんでしょーか。
でも、どうもここで「日本の柳」と紹介されてしまうと、
変なスーツを着た稲川淳二さんが「…また、お会いしましたネ」と出てきたり、
「柳の上に猫がいる、だから猫柳!」と、バカボンのパパに断言されそうで、
やっぱり誤植なんじゃないかなと、思うのですが、
皆さん、どう思われます。

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コメント

>tomiさま
私は歌詞カードを持っていないので知りませんでした。今曲を聴いてみましたら、完全に「二本」と言っているようです。歌詞カードない方が意味通じますね^^

さて、明日は気持ち落ち着けて例のもの飲んできてくださいね。又、ご連絡お待ちしてます。

投稿: Rei | 2007年6月 7日 (木) 22時40分

お久です。
レコードの歌詞カードを見ました。
「二本」と記されてます^^

投稿: おりーぶ | 2007年6月 8日 (金) 13時23分

Reiさん、おりーぶさん、こんにちは。
コメントどうもありがとうございます。「二本」と「日本」の誤植はCDだけだったんですね。
この誤植に気づいたのは、例によってコード起こしの作業中、歌詞をワードで打ち込んでいて、「あれ?」と思ったんですが、そうですよね、やっぱり「姉といもうと」=「二本の柳」ですよね。レコードの歌詞カードで確認するって、気づきませんでした。

本日、僕は胃内視鏡検査を受けてきました。おかげさまで異常は見あたりませんでしたが、もう、こりごりです。
今夜もアルコール禁止、あぁぁぁ…。

投稿: tomi | 2007年6月 8日 (金) 16時53分

>tomiさん
良かったですね^^v
お酒はおいしく呑める日まで待ちましょう^^

投稿: Rei | 2007年6月 8日 (金) 17時37分

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