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2007年3月12日 (月)

DVD「ワイルドボアの平和」

新着DVD「ワイルドボアの平和」観ました。
いいライブでした。素晴らしいです。

照明、衣装、それに選曲、すべてが美しく、
とくに中盤のバラードたちを歌うジュリーには神々しさを感じました。
中盤は柴山さんもメインギターのギブソンSG 61'からフェンダーのテレキャスターに持ち替え、
ソウルフルなギターワークを聴かせてくれたし、
(僕の愛用のギターもテレキャスなので、あの音色にはとても敏感なのです)
メインギターのSGの野太い音と、下山さんの枯れたストラトキャスターのコントラストが絶妙のバランスで、
新曲「明日」の1フレーズずつソロを回すところは、鳥肌が立ちました。
「everyday Joe」の下山さんのファイヤーバードもカッコ良かったです。
クールな下山さんと、ホットな柴山さん。
この名職人のお二人が奏でるコンビネーションは、ジュリー・サウンドには欠かせないものになったと思います。

何より柴山さんがガンガン前に出て、ステージを盛り上げる姿には感激です。
「VANITY FACTORY」のバッキング、
ディレイを効かせたインストのカッコよさ、
そして、アンコールの「いくつかの場面」を歌うジュリーに見惚れつつ、
ネックを揺すりながらビブラートする柴山さんのギターの音色に、胸が熱くなりました。

また編集の仕方やカメラワーク、今回のは、いろいろと手の込んだ作りになっていますね。
とくに「堕天使の羽音」で素晴らしいコーラスを聴かせてくれたGraceさんが、とても綺麗です。
ドラムも本当にパワフルで、もう一枚のDVDを観た後だけに、余計ズンズン響きました。
以前から大好きなドラマーですが、今回は完全にイカレてしまいました。

また泰輝さんのキーボードとジュリーが重なる映像がいい感じでした。
「VANITY FACTORY」のソロもカッコよかったです。

そして何より、思い入れたっぷりに歌うジュリー、
「手を抜いて…」などの軽口を言いながら、いつもいつも120%の音楽を聴かせてくれるジュリー、
本当にあなたのファンで良かったと感謝します。
来年のイベントが楽しみですね。

ロックバンドの何たるかを知りたいギタリストや、本物の歌を聴きたい人、
ジュリーのファンでなくても、ぜひ観て欲しいです。
得るものの多いDVDです。

ただ、残念なのはベーシストがいないこと。
何か理由があるのでしょうが、やっぱり寂しいです。

DVD ワイルドボアの平和 SHOGATSU CONCERT 2007

販売元:アート・ユニオン
発売日:2007/05/03
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コメント

「ワイルドボアの平和」素晴らしいです。
やはりバラードが効いてますね。それに後半からのアップテンポ。言うことなしです。
始まりもいきなり「淋しさをわかりかけた時」、PYGの曲で始まるなんて予想外でした。
新曲の方も「希望」は世界平和の曲、「ワイルドボアの平和」とはここから来ているのでしょうね。「明日」も歌詞の意味が深い曲です。
このライブは見れば見るほど感動が増す良いライブでした。

投稿: 亮 | 2007年3月12日 (月) 19時53分

亮さん、こんにちは。
ジュリーのライブはいつも素晴らしいけど、今回の「ワイルドボアの平和」はまさにハートフル。実際にライブに行けなかったことがとても悔やまれます。あの場所で同じ空気を吸いたかったのは残念です。2曲の新曲も良かったし、ニューアルバムも期待大ですね。

投稿: tomi | 2007年3月12日 (月) 21時02分

そうですね。今回の新曲は曲の雰囲気が「俺たち最高」ではなく、「愛しい勇気」や「Child」だった気がします。
2006年より作ってますよね。

投稿: 亮 | 2007年3月12日 (月) 23時39分

新曲はいずれも「斬新」な曲ではなくて、古きよき時代のロックの香りが漂っていますね。I'm in blue、The Vanity Factory、Child、KI・MA・GU・RE、GO-READY-GO、everyday Joe、いとしの惑星など、このライブの選曲自体にそんなコンセプトを感じます。ブリティッシュ・ロック創世記から全盛期にかけての頃の空気というか、僕はニューアルバムにもそんな雰囲気を期待しています。

でも「希望」のタイトル末尾の絵文字、これだけは今風でお茶目な感じですね。いまどき平和の祈りをこめたピースサインって何だかなぁと思いつつ、そこを絵文字で表現というのが、気に入りました。

投稿: tomi | 2007年3月13日 (火) 09時38分

>tomiさま
ジュリーのバックを力強い演奏で固めてくれる4人は、本当にコンサート毎にほとんど新曲をやる訳で、さぞ練習が大変だろうと想像してます。他のシンガーのライブでは考えられないことでは?
ココロ時代の曲は特にアレンジがむつかしいのでは~。
専門家の耳からはどうですか?
ベースもパーカッションも足りなくて、それはそれなりにジュリーの歌力で、素晴らしい出来になってると思いましたが。

投稿: Rei | 2007年3月13日 (火) 23時41分

Reiさん、こんにちは。専門家なんて、恐れ多いお言葉です。
アレンジは毎回面白いです。「勝手にしやがれ」や「TOKIO」などの有名な曲でも、いつもちょっとアレンジが違っていたりして、それも僕の楽しみのひとつです。
ベースやパーカッションの不足分は、シーケンサーやリズムマシン、音響設備などの進化した機材でフォローしているのと、今回で言えば、柴山さんのベースノートを効かせたテレキャスによるコード弾きや、いつものSGをガンガン歪ませて低音の部分を担当している曲も多かったし、いろいろと工夫を凝らしているのが分かって、面白いです。

ジュリーの歌力を引き立たせるこのバンドは、息の合い具合、いい意味での緊張感、そのどれを取っても、ジュリーが太鼓判を押すように勲章つきのプロフェッショナル。

でも、やっぱりジュリー・サウンドにはベーシストは不可欠だと思うのですが…。

投稿: tomi | 2007年3月14日 (水) 12時16分

>tomiさま
tomiさんのコメントをよーく読んで、又、ワイルドボアのDVDを見て、楽しんでます。柴山さんと下山さんがどういうギターを持って、どういう弾き方をしてるのか、とか多少は見てましたが、より詳しく目を凝らしてみるようになりました。楽しみが増えました、ありがとうございます。これからもいろいろ教えてくださいね。
ところで気が向いたら私信をくださいませ。

投稿: Rei | 2007年3月20日 (火) 22時38分

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