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2007年2月 5日 (月)

「あ」の魅力

ジュリーの「あ」が好きです。
ほとんどの曲の「あ」の発声の仕方、歌詞にすると行のはじめの「あ」。
「あ」であったり「ア」であったり「A」であったりするのですが、
瞬間的に、微妙なタメのある「あ」。

「♪あ~なたに~今夜は~」の「あ」。
「♪淡い黄昏~」の「あ」。
「♪青いシーツのジャングルで~」の「あ」。
「♪合いたいよ 凍えそうな夜は~」の「あ」。
「♪アアア~アアア~アアアア~アアア」の「ア」。

ジュリーの「あ」の独特さについて、あまりうまく言えなし、
こうしてブログで文章にすると尚更、うまく表現できないのですが、
他のどのシンガーよりも、五感に響く「あ」。
ちなみに、カラオケなどでジュリーを歌うとき、ここが結構モノマネ(恐れ多い)のポイントだったりします。

声の質そのものについていえば、
ジュリーの艶のある声は、聴いていて本当に気持ちいい。
「孤高のピアニスト」という曲がありますが、
ジュリーこそがあのうたの歌詞のまんまの、「孤高のボーカリスト」だと思っています。
歌の上手いシンガー、個性的な声質、パフォーマンス、それぞれに長けているシンガーは
星の数ほどいても、これら歌唱力、声質、エンターテイメント性の3つを備えているシンガーはざらにはいません。
だから今までずっと、そして多分これからもずっと、
僕は中毒のようにジュリーの歌声を求め続けるでしょう。

そして、
僕が沢田研二以外に惹かれる声質のシンガーはというと、
ジョン・レノン。

ジュリーの「Ah…」や「Oh…」はジョンのそれとよく似ている感じがします。

重ねがさね、うまく言えなくて不甲斐ないのですが、
皆さんぜひ聴き比べてみてください。

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コメント

そうですね、沢田さんの「あ」には不思議な魔力があるように感じます。他の歌手にはあの「あ」は出せません。
しかも、ちゃんと曲の場面、雰囲気ごとに「あ」が使い分けをされていて、タメや声量、息の出し加減、伸ばしなど全てがその曲にマッチしてます。色っぽく言う「あ」はタメが大きく、息を瞬間的に出しあまり伸ばさない…いつ聞いても素晴らしいと思います。
私の考えでは、沢田さんの音楽には演技力が効いているのだと思います、同時に芝居に音楽の要素が多く含まれています。
この「あ」と言うのは演技の上での重要なポイントです。これほど「あ」が上手い役者もそうはいません。
他に言えば「目」です。あの「目」も凄いです。歌っているときに見せるあの目、引き付ける力があります。目の力の凄さが解るのはコンサートなどだけではありません、映画などでもです。映画では「ピストルオペラ」をおすすめします。
沢田さんの「あ」についてはあまり話す人はいませんでした。今回いい機会になりました。ありがとうございました。

投稿: 亮 | 2007年2月 6日 (火) 00時57分

亮さん、こんにちは。
「あ」の魅力なんて重箱の隅をつつくようなもので、共感は得られないのではないかと心配をしていましたが、亮さんも分析されておられて、嬉しいです。僕は歌唱力、声質、エンターテイメント性の三要素(文字の入力ミスがあり、先ほど訂正しました)をジュリーの歌の魅力と賞しましたが、エンターテイメント性は亮さんのコトバをお借りして演技力に変えさせていただきたいと思います。
ジュリーの曲には、もともと一般庶民にとってありえないロケーションの歌も多いのですが、聴く側に違和感がないのは、その1曲でまるで1本の映画を見たような気持ちになれるからです。そのトリックについて考えたときに、「あ」の魅力に気づいたのです。
また、物言わぬ「目」についてもいずれ記事にしようと思っていたのですが、凄みやクールさ、優しさ、寂しさ、喜び、エロさ、狂気などなど、変化自在。僕は渥美清さんは「目」だけ、「背中」だけでも人を惹きつける演技をされる方だと尊敬していますが、ジャンルは違っても、ジュリーには渥美さんのそれと相通じるものがあるのではないかと思うのです。
あるいは歌舞伎に近いのかなと思うのですが、歌舞伎そのものについては僕はまだまだ勉強不足なんでうまく言えないのですが、ジュリーの「目」や歌の振り付けには、そんな古典的な感じもします。

投稿: tomi | 2007年2月 6日 (火) 09時48分

>tomiさま
「あ」の共感、してますよー、ただみんな具体的な言葉で表すのが不得意なので、書けないんですよぅ。おふたりの話を聞いて納得納得^^と頷いてらっしゃる方が何千人と・・(もっと?)
>亮さま
ほんと「ピストルオペラ」の目はすごかったです。あの眼力・・凄すぎる・・。

投稿: Rei | 2007年2月 6日 (火) 10時38分

Reiさん、こんにちは。
確かに文章にするという作業は難しいです。ブログをはじめるまでジュリーの魅力について、文章にしたことがなかったので、いつも自分の文章力のなさを恥じ、歯がゆい思いをしています。とくに今回は特別難解な文章になってしまい、意味が伝わるか心配していたところ、こうして亮さんの援護もあって、救われました。
毎回、拙い文章で恐縮ですが、ジュリーに対する「熱い思い」は皆様に負けず劣らずだと自負していますので、今後とも一緒に楽しんでいただけましたら嬉しいです。

投稿: tomi | 2007年2月 6日 (火) 12時05分

>tomiさま
今、開いて「あ」の魅力というタイトルを見て気付いたんだけど、私の頭の中では「あ」の魔力になってました≧▽≦ 視覚では確かに「魅力」と捉えてるのに、感情では「魔力」と。
どっちも正しいですよねーー^^v

投稿: Rei | 2007年2月 6日 (火) 13時30分

そうですね、確かに歌舞伎は体の動きで感情などを表現する言葉を飛び越えた世界ですからね、沢田さんの舞台は誰にも勝る歌唱力、体をめいっぱいに使った演技、素晴らしいとしか言いようがありません。
渥美さんの場合、神業でしょう。「男はつらいよ」では沢田さんとも共演しましたがあの二人の共演は「目」での会話というのか、台詞以外にも別の台詞があるように感じます。SCANDAL!!、かっこいいですよね。「男はつらいよ」シリーズであの始まり方が出来たのは、やはり沢田研二だからですよね。田中裕子さんもとてもスクリーンに映えるいい女優さんです。

投稿: 亮 | 2007年2月 6日 (火) 16時05分

寅さんのジュリー、関西弁がいいですね~。男前なのに恋愛に不慣れな情けない役どころって、亮さんのお好みの演技じゃないですか?
渥美さんはじめ、「悪魔のようなあいつ」や「魔界転生」の若山さん、「太陽を盗んだ男」の菅原文太さんに伊藤雄之助さん、「ときめきに死す」の杉浦直樹さん、そして「桂春団治」の藤山直美さんなどなど、名俳優と呼ばれる役者さんとの絡みは、さらにジュリーの魅力が爆発しますね。ヒケをとらない芝居は、ファンとして鼻が高いです。
亮さんは今後、どんな役者さんとの絡みが見たいですか?
僕は、段田安則さんや古田新太さん、生瀬勝久さんなどの怪優と関西弁の芝居で絡んで欲しいです。意外なところでは板尾さんなんかも面白いかも知れません。

投稿: tomi | 2007年2月 6日 (火) 18時33分

そうですね、個人的には梶原善さん、西村雅彦さん、相島一之さんなどと共演して欲しいですね。それかサリーとの共演(マチベンでの共演で本当に嬉しかったので…)や、三谷幸喜監督・脚本の映画に沢田研二としての出演などが希望です(笑)。
また、志村けんさんと付き人コントでも…。

投稿: 亮 | 2007年2月 6日 (火) 19時21分

三谷作品への出演は僕も希望します。「経理課長戦場へ行く」も良かったです。目一杯焦って追いつめられる役どころ、がいいですね。
サリーとの共演ももっと見たいし(マチベンで、サリーの飼っていたチワワの名前が「マリー」という設定には「おぉぉぉ」と思いました)、できればシローとの絡みも見てみたい。
サリーやタローとは今も仲の良さを感じますが、シローとはどうなんでしょうか。またトッポとの不仲についても、僕はあまり詳細を知りません。以前、さんまさんの番組にゲスト出演したとき、「トッポ」と言われて不愉快な顔をする場面がありましたが、そんなに有名な話なんでしょうか。

投稿: tomi | 2007年2月 7日 (水) 09時49分

岸部兄弟との共演は面白そうですね。シローも仕事があまりなさそうですしね(笑)。
トッポの事はあまりわからないです、ジュリー自身は嫌いと言ってますが…。
タローとは仲がいいのですが、シローとの仲は…不明ですね。
Tea for threeの活動もまた期待したいですね。
タイガースの復活は難しそうです。

投稿: 亮 | 2007年2月 7日 (水) 13時11分

トッポとの不仲について、検索してみるといろいろと出てきますね。でも「A-LIVE」や「サヨナラ日劇ウエスタンカーニバル」を聴く限り、そんな感じはしないんですが…。やはりタイガースの復活は難しそうですね。音楽はダメでも「映画でメンバーが共演」とか、あったら面白いと思います。

シローのブログも定期的にチェックしているんですが、今のところ、まったくタイガースやジュリーについては書かれていないので残念です。
http://blog.smatch.jp/kishibe/

投稿: tomi | 2007年2月 7日 (水) 18時29分

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